2022年もはじまりました。今年こそは新型コロナウイルス落ち着けばいいですね。
さて、昨年は新型コロナウイルスの影響によって多くの人が仕事を失ったり収入が減ってしまっています。
経済が悪化しても生きていけるように国家資格を取得したいと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、国家資格はそう簡単に取得できないものです。
それは人気資格の一つである「二級建築士」に関しても同じことが言えます。
しかし、 結論から言うと、
実際に全く違う業界で働いていた人が二級建築士の資格を取得することも決して珍しいわけではないのです。
この記事では、そんな「知識ゼロでも二級建築士になれるのか?」という疑問について徹底解説していきたいと思います!
では、行きましょう!
建築学科を卒業しなくても二級建築士の受験資格を得られる
全く知識のない状態でも二級建築士が取得できる確率があるのは、その受験条件が比較的緩やかであるからです。
- 大学や専門学校で指定科目を修めて卒業した人は実務経験なしで受験可能
- 高等学校や中等教育学校で指定科目を修めて卒業した人は2年以上の実務経験で受験可能
- 建築系の学校を卒業していなくても、建築系の企業で7年以上の実務経験をで受験可能
このように、基本的には建築系の学科を勉強し卒業している人が多いのは事実なのですが、全く建築とは関係のない学校を卒業しているとしても、建築系の企業で実務経験を積めば受験資格が得られるのです。
知識ゼロから二級建築士を目指す方法
ここからは、学校で建築に関する勉強の経験がない知識ゼロから二級建築士を目指す方法を挙げていきたいと思います。
通信教材で基礎知識を学ぶ
二級建築士を目指そうと考えた時、いきなり高額な通信講座に申し込みをしたり、スクールに通ってしまう人がいますが、途中で挫折してしまう人が結構多かったりするものです。
二級とはいえ国家資格であることに変わりはなく容易に取得できる資格ではないので、「長期的なビジョン」で考えることが重要です。
そういった意味でおすすめなのが、「通信教材を購入する」という方法です。
種類にもよりますが、二級建築士の教材は5万円程度で手に入れることができるので、まずはその教材を使って基礎知識を身に付けることから始めるべきです。
基礎知識をある程度身に付けてから前記した通信講座やスクールなどに通えば、途中で挫折する確率も減りますし、後述する「過去問」や「製図」などの勉強もスムーズに勉強できるようになるはずです。
過去問で学科対策
二級建築士になる為には、まず学科の試験を合格しなければなりません。
出題項目が「建築計画、建築法規、建築構造、建築施工」の4つに分かれているので、それぞれの項目を満遍なく学ぶことが必要となります。
おすすめなのは、やはり「過去問を解く」という方法です。
決して焦らず確実に覚えていく意識を持ち、最低でも過去3年分を3回程度解くようにしましょう。
また、過去問などで文字を見たり書いたりしながら勉強するのはどうしても飽きてしまうことが多いので、「二級建築士に関するYouTube動画」などを気分転換に見るのもおすすめです。
製図を学ぶ
二級建築士の国家試験は、マークシート方式の学科試験と、決められたテーマについての「設計・製図」の試験があります。
製図の基礎知識をある程度学んでから、製図のスピードを上げるためにトレース(すでにある図面を書き写す)の練習を何度も繰り返すことが重要です。
また、立体図などの工程を組み立てる「エスキス(下絵)」に関しても、シンプルな設計図を模写していく経験を積み重ねていくことが必要となります。
まとめ
今回は、「知識ゼロでも二級建築士になれるのか?」という疑問について解説してきました。
-
通信教材で基礎知識を学ぶ
-
過去問で学科対策
-
製図を学ぶ
知識ゼロの状態でも、二級建築士の国家資格を取得することは十分に可能です。
もちろん建築関係の企業で7年以上の実務経験を積む必要はありますが、その期間に上記のような勉強をじっくりと時間を掛けて行っていけば、二級建築士の資格取得も夢ではないのです。
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